TINY GARDEN 蓼科は、「一般社団法人おいしい未来研究所」と「ふかもと企画」と共同で、食体験を起点に野性を呼び覚ますプロジェクト「The primitive」を展開中。「unleash the wild ~野性を解き放て~」と題し、自然との共生を考えるこのプロジェクトの第二弾として、森とジビエから、火と人類の関係を考えるフィールドワークの開催が決定しました。食べる体験と通して、動物や自然と向き合う機会になりそう。(記者:エシカちゃん)
野性呼び覚ます!森とジビエから「食」という体験を考える二日間
株式会社アーバンリサーチが運営する「TINY GARDEN 蓼科」では、昨年2022年より、「unleash the wild ~野性を解き放て~」をコンセプトにした「The primitive」が始動。八ヶ岳の麓で、食という最も原始的な体験を出発点に、私たちのなかに眠る「野性」を呼び覚ますプロジェクトです。
本プロジェクトの第二弾として今回、火と人類の関係について体験を深めながら、森とジビエを探求する一泊二日のフィールドワークが開催決定。
人類は古くより、狩猟やジビエを通して、動物や森との共生を行ってきました。現代社会に生きる私たちが改めて考えるべきは、採集、漁撈、狩猟を中心としていた縄文時代の人々が「食べる」という行為をどのように捉えていたのか、ということ。今回のフィールドワークでは、人類が「食べる」という最も原始的な行為を通して、動物や社会、そして自然とどう向き合ってきたのかを、とことん考える機会になっているそう。
そこで着目するのが、人間と「火」の関係。火を使って調理することは、食にとって最も欠かせない部分。人は火を使うことによって、「食べる」行為とどう向き合ってきたのか。縄文時代から盛えた長野県茅野市蓼科にあるキャンプ場で、自ら火をおこし、鹿の命をいただく体験を通して、五感すべてで自然との共生を感じます。
フィールドワークでは、さまざまなアクティビティを用意。焚き火を囲んでいただく「鹿の丸焼き×野菜のパエリア」は、旅する料理人として有名な三上奈緒シェフを招いての豪華なディナー。キャンプ場近くで捕獲された鹿を焚火のなかで調理しながら、地元産の食材をたっぷり使ったパエリアをいただきます。
さらに、火起こしアクティビティ「火と人類の関係から、原点を辿る」では、サステナブルデザイン・プロデューサーの菊池佳氏を迎えて、火と人類の関係から、「食べる」という行為を見つめ直します。
大自然に全身を委ねる「サウンドバス(音浴)と声のワーク」では、サウンドセラピストのHIKOKONAMI氏が登場。穏やかでありながら力強い音に包みこまれながら、心と身体を癒す特別なセッションです。
さらに、同時開催として、地元の生産者によるマーケットの出店や、ワークショップなども。
第二弾のフィールドワーク「森とジビエ」
テーマ:「森とジビエ~火と人類の関係から原点を視る~」
日時:9月30日(土)14:00~10月1日(日)10:00
場所:TINY GARDEN 蓼科 長野県茅野市北山8606-1(新宿から約2.5時間、名古屋から約3時間)
参加費:¥24,500~¥43,500(税込)
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp