2023年10月から配信がスタートした、SDGsやエシカルについて学べるインターネット教養番組『家族で学ぶSDGs』シーズン3!エシカちゃんと、「森キミ」ことモデルの森貴美子さんが、身近な話題や気づきから持続可能なアクションやサステナブルについて考え、環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんの案内のもと時空を超えたサステナブルの旅へ出発する物語です。今回は、全6話の中の第1章について、内容をダイジェストでお伝えしていきます。
第2話「第1章 衛生に貢献するサラヤ」の見どころ
エシカちゃんのお家でハンドソープが気になる森きみさん!
愛犬のナナちゃんと共に、エシカちゃんのお家に遊びにきている森キミさんは、ハンドソープの良い香りにうっとり。ハーブのほのかな香りと、洗った後の肌触りもいい感じでエシカちゃんと盛り上がります。前回、WoWキツネザルさんの案内でサステナブルの旅に行った時に、話の途中だった「手洗いプロジェクト」について思い出した二人は、さっそく続きを探るために、時空を超えたサステナブルの旅へ出発することにします!
70年前の日本とサラヤ創業者の思い
WoWさんの誘いで辿り着いたのはなんと70年前の日本!街の様子が今とは全然違うことにエシカちゃんも森キミさんもびっくりです。
戦後となる1952年の日本。当時は赤痢が流行し、多くの人が亡くなっている時でもありました。世界の「衛生・環境・健康」の向上を目指すサラヤの創業者は、そんな状況を目の当たりにして、「誰もが平等に病気の脅威から逃れる手段は無いのか?」と考え、「感染予防の基本である「手洗い」に着目。そうして、手を洗うと同時に殺菌・消毒が出来る日本初の薬用石けん液と専用容器を開発したのです。
衛生に貢献するサラヤとユニセフの出会い
サラヤが開発した薬用石けん液と専用容器は学校や公共施設などにも設置され、「緑の石鹸液」として親しまれていました。さらには「トイレの後には手を洗おう」などの標語と共に手洗いの啓発活動にも取り組みます。
そうして戦後日本の衛生向上に長年貢献し続けていたサラヤに、ユニセフからお声がかかったのは2008年のこと。その年に、国連組織であるユニセフをはじめ、国際機関やNGO、大学、企業がそれぞれ連携して、10月15日を「世界手洗いの日」に制定したのでした。そして、「手洗い」に関わるメッセージを社会へ発信する協力企業を探していた中で、手洗いの第一人者と言ってもいいサラヤに白羽の矢が立ったのでした。
次回は第3話『第2章 創業から脈々と受け継がれるDNA』をお届けします!
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp