文化服装学院と株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが、古着屋「西海岸」を運営する日本ファイバー株式会社の協力を得て実施する、産学連携コラボレーションのニュースです。文化服装学院の学生たちが、古着のアップサイクルを通じて、身近に感じている社会課題を発信します。(記事:エシカちゃん)
産学連携コラボレーション
文化服装学院と株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは、2021年度に、SHIBUYA109渋谷店で学生たちによるSDGsをテーマにしたポップアップストアを出店したことを皮切りにして、アップサイクルファッションを通じて「Z世代が感じる社会課題」を発信する取り組みを進めてきました。
今年度はカリキュラム内容や発信内容をブラッシュアップし、社会課題の背景やそれらが原因として起こる問題を深掘りしながら、未来へ向けたメッセージをプレゼンテーションします。
今年度のカリキュラム内容
社会的課題の発見や理解を深めながら、未来に向けてのメッセージを込めたアップサイクルファッションを製作し、コーディネートで表現します。
(1)古着を使用したアップサイクル作品を作成
文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生320人が52のチームに分かれ、日本ファイバー株式会社(古着屋西海岸)から提供された古着約550点を使用して、作品を製作します。
(2)選考を通過した14作品の公開プレゼンテーションを実施
製作された52作品から14作品を選考し、2024年1月24日(水)に行う公開プレゼンテーションで、順位を決定します。
<審査員>
審査は日本ファイバー株式会社、YuumiARIAデザイナー、株式会社SHIBUYA109エンタテイメント、文化服装学院学院長の4者
<審査基準>
テーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ヴィジュアルクリエーション力、プレゼン力の5項目
公開プレゼンテーション
日時: 2024年1月24日(水) 13:30~15:00
場所:文化服装学院 B館20階(B201ホール)
プレゼンテーション/作品展示:代表14チーム(1チーム5分)/全52LOOK展示
(3)入賞チームの作品をSHIBUYA109渋谷店に展示
上位入賞チームの3作品をSHIBUYA109渋谷店の2階アドスペースに、他11チームの作品をエレベーターホールに展示します。
展示期間・展示場所
<上位3チームの作品>
2月27日(火)~3月4日(月)SHIBUYA109渋谷店 2階COCO SPOT
3月5日(火)~3月11日(月)SHIBUYA109渋谷店 3階・4階・5階エレベーターホール
<他11チームの作品>
2月27日(火)~3月11日(月)SHIBUYA109渋谷店 3階・4階・5階エレベーターホール
「環境問題」「サスティナブル」といった言葉に囲まれて育ったZ世代にとって、SDGsへの思考は日常生活と共にあるように感じます。
彼らが発信する社会課題から、私自身が今できることを実践していく日常へと繋げていきたいと思います。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp