テルモンの“19万3000色のグリーン”プロジェクト
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テルモンの“19万3000色のグリーン”プロジェクト

1本1本違う色を呈したボトル。色とりどりのボトルが並ぶ様は、「美しい」の一言です。

シャンパーニュブランド「テルモン」がはじめた、美しくてサステナブルなプロジェクトをご紹介します。(記事:エシカちゃん)

19万3,000本相当のガラスボトルが廃棄されています

店頭に並ぶ商品は、同じ商品ならば、同じ容器やパッケージに包まれています。

それは、シャンパンやワイン等の瓶商品も同じであり、同じ商品ならば、同じ色形をしたガラス瓶に入れられていることが当然のことであると思い込んでいました。

しかし、この度、衝撃の事実を知りました。

ガラスメーカーの炉では、同じ色のガラス瓶を製造する為に、従来ロット全体で本数にして約19万3,000本相当のガラス瓶が一定の基準に基づいて廃棄されていると言うのです。

“19万3000色のグリーン”プロジェクト

使用可能な瓶が廃棄されてしまう現実を前に、シャンパーニュブランドのテルモンが打ち出したのが、“19万3000色のグリーン”プロジェクトです。

これまで異なる色だと廃棄されていた19万3000本のガラス瓶を、テルモンのシャンパーニュボトルとして使用します。

この取り組みにより、店頭には、色が異なるボトルを使用したシャンパーニュ製品が並びます。緑色からシナモン色まで、それこそ無数の色味を持ち合わせたシャンパーニュ製品が並ぶ姿は、想像するだけでも、何ともエレガントです。

テルモンはこの他にも、葡萄畑のオーガニック農法への転換や生物多様性の保全、最軽量シャンパーニュボトルへの移行等、精力的にサステナビリティへの歩みを進めています。

1本1本色の異なるシャンパーニュ製品から、テルモンの新たな一歩前が踏み出されます。

“19万3000色のグリーン”プロジェクトは、サステナブルで、大変美しい取り組みです。このプロジェクトから、持続可能性は制限や制約ではなく、創造性と革新の基盤であることを教えられました。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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