インターナショナルSOSがリリースした「リスクマップ2024(デジタル版)」に、気候変動のリスクの評価が加わりました。これは、組織の安全や健康に関わる程、気候を含めた環境問題が危機的な状況に陥っている表れなのではないでしょうか?(記事:エシカちゃん)
「リスクマップ」とは
インターナショナルSOSがリリースする「リスクマップ」は、医療、セキュリティ、メンタルヘルス等、世界中のリスクを評価したリスク管理用のツールです。
多くの組織や企業が、海外展開を狙う昨今。
国別の医療や安全に関するリスクを総合的に示す「リスクマップ」は、現地で働く従業員の安全や健康へのリスク対策に活用出来ます。
気候変動のリスク
今回は、「リスクマップ2024年(デジタル版)」で確認可能となった、気候変動のリスクについて考えます。
インターナショナルSOSによると、世界的な気温の上昇により、健康リスクは跳ね上がり続けているそうです。
インターナショナルSOSのメディカルディレクターIrene Lai医師は、「猛暑は身体的な影響に加えて、精神的な健康にも深刻な影響を与える可能性があります」と警鐘を鳴らします。
従業員の安全や健康を守る為にも、気温上昇を遅らせ、最終的には気温上昇を防ぐ事業計画が、今、組織・企業に求められています。
組織や従業員の安全・健康は、環境の問題と地続きであること。だからこそ、自社の利益よりも、地球規模での視点で、事業を考えていく必要があることを「リスクマップ」は教えてくれます。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
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