独創的でみずみずしくて・・、なんとも魅力的な原画を販売するECサイトをご紹介します。この力強い作品を制作したのは、障害者施設に所属するアーティストたちです。障害という枠を取り払うことで見えてくる、素敵な作品に出会ってください。(記事:エシカちゃん)
マジェルカアート
「力強さや繊細さを感じる」「作家と対話しているよう」――。
「majercart(マジェルカアート)」のECサイトには、こんな気持ちを湧き立たせる作品が並びます。
一般社団法人マジェルカが、ECサイト「majercart(マジェルカアート)」と吉祥寺の常設店で、障害をもつアーティストの原画販売をはじめました。
現時点での取り扱いは、「嬉々‼CREATIVE(キキクリエイティブ)(神奈川)」または「Swing(京都)」に所属するアーティストが制作した151点。
作品の販売を通して、障害のある人たちと繋がりを築き、アーティストたちの収入や働き甲斐の向上、創作環境の保護に繋げていきます。
障害者というカテゴリーにはめられてしまったことで隠されていた豊かな創造性に、ようやく出会うことが出来ました。
障害者ではなく、一人のアーティストとして作品に出会って欲しい。そんな思いが膨らみます。
マジェルカの活動
マジェルカでは、2011年より、障害者が作る雑貨製品を販売しながら、福祉と社会を繋げる活動を続けています。
全国の障害者施設から集めたアート雑貨やハンドメイド雑貨を、東京吉祥寺の実店舗とオンラインショップで販売する他、SNS等で積極的に発信を行い、障害者と関りの無かった人たちに、障害者をとりまく世界に興味を持ってもらうきっかけを投げかけています。
障害者が手掛けた作品の多くが、バザー等で安価で売られている現状があります。劣るものなど何もない、更には今までになかった新しい価値を持った作品が正しく評価されないのは、その作品を手掛けたアーティストを「障害者」と括ってしまうが故です。
マジェルカでは、そうした安価に扱われてしまう作品を正しく評価し、適正な価格と手法で流通させることを重視しています。
マジェルカ
店舗所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3-11中田ビル 地下1F
majercart
障害があるというだけで、「福祉」等の呼称で括られてしまうのは、何だか違うと思います。・・カテゴライズの枠組みを取り払ったなら、もっと新しいワクワクするものに出会えるのかもしれません! 一人のアーティストとして心惹かれる作品が「majercart」から飛び立って欲しいです。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp