お洒落なスクールリボン・・と見惚れて調べてみたら、沢山の驚きに遭遇しました。個性豊かなスクールリボンに託された、驚きのストーリーをご紹介します。(記事:エシカちゃん)
一つ目の驚き「○○をアップサイクル」
たまたま目にしたスクールリボンは、学校の制服と共にあった何の変哲もない色柄ではありませんでした。ロケットの柄が入ったものや着物の柄を思わせる独特のデザイン。「何だか素敵」と、しばらく眺め入りました。
多種多様なスクールリボン。こんなにも唯一無二の色柄を持つその訳は、これらのスクールリボンが、世界を代表するハイブランドのネクタイをアップサイクルして作られていることにあります。
商品は全て100%シルク素材。1点1点が手作業でアップサイクルされています。
二つ目の驚き「社長は15歳の女子高校生」
スクールリボンを販売する「Fearless15株式会社」の社長を務めるのは、15歳の現役女子高生です
社長である鈴木さんは、スウェーデン大使館を訪れた際、「スウェーデンの人たちは、安くてもサステナブルじゃない物は買わないし、高くても SDGsに配慮した物であれば そちらを選ぶ」という話を聞きました。
それまでの買い物の指標が、デザインと価格だけだったこと。そうした自身の環境意識の低さにショックを受け、鈴木さんは、大好きなファッションを切り口にして、制服のサステナブルアパレルを立ち上げることを決めました。
「え、環境を考慮した方がカッコよくない?」
ビジネスコンテスト「Industry-Up Business Contest」で特別賞を受賞した際に、鈴木さんはこんなコメントを寄せています。
高校生の私が自分ごととして事業を軌道にのせ、環境、多様性、人種に配慮したデザイン性の高い制服を着用することがかっこいい、という時流を作っていけるよう、これからさらに頑張っていきます!
学生たちに、「え、環境を考慮した方がカッコよくない?」と自然に考えてもらえるよう、学生服市場にSDGsを浸透させていきます。
「エココンシャス」な社会を作りたい・・、その思いは、「ethica」もまた同じです。
『Re♡bbon』のオンラインショップ
「エシカル」が、押し付けではなく、かっこいいものとして浸透していけば良いのに・・と思います。おばあちゃんの洋服をリメイクして着た際の、誰にも真似できないかっこよさや野菜の皮茎を煮込んで作ったスープの美味しさ等。「エシカル」には、沢山のかっこよさや美味しさがあります。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp