認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが全国の企業・団体と連携して、持続可能性とフェアトレードに関する国内最大規模の啓発キャンペーン「ミリオンアクションキャンペーン2024」を展開中です。キャンペーンを通して、気候変動による影響を考え、そして行動する自分自身に出会ってください。(記事:エシカちゃん)
気候変動の影響
「コーヒー(アラビカ種)の栽培地が2050年には50%に半減する」。そんな未来を想像しているでしょうか? 現在、主要産地でのカカオの木の生育が難しくなっており、前述の言葉は、ますます現実味を増しています。
「気候変動の影響で多くの産品が持続可能ではなくなる」ことを、“もしかしたら”の話ではなく差し迫った“現在”の社会課題として、認識する時が訪れています。
ミリオンアクションキャンペーン2024
5月からはじまった「ミリオンアクションキャンペーン2024」は、日本最大規模の「持続可能性」や「気候変動」、「フェアトレード」をテーマにした取り組みです。
今年は、167社の企業・団体と協働で開催され、商品の購入やイベントへの参加から換算するアクション数の合計額(1アクション=1円)を、生産地の気候変動基金に寄付します。
今年のキャンペーン・キャッチコピーは「想像できる?【 ___ 】のない未来」。
キャンペーンを通して、当たり前にある産品がなくなってしまう未来にならない為に、今できるアクションを起こしていきます。
キャンペーン概要
キャンペーン期間:5月1日(水)~5月31日(金)
参加方法:フェアトレード商品の購入、#Fairtrade2024 の SNS 投稿、全国のフェアトレード関連イベントへの参加、フェアトレード・ラベル・ジャパンへの寄付、登録レストランでのフェアトレードドリンク・フード購入など、フェアトレードに関するアクションを行う等
キャンペーン特設サイト:https://fairtrade-campaign.com/
「フェアトレード」は、直ぐ目の前にある、自分自身の未来に関わる(人事ではない)事柄です。
「ミリオンアクションキャンペーン2024」は、地球なんて大きなものに立ち向かえるのか? という不安を、商品を選んで買う、話を聞いてみる・・といった身近なアクションへと置き換えてくれます。地球に比べたら全く小さな私ですが、それでも行動出来ることが沢山あるような気がします。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp