大阪駅の西口エリアで、「⼤阪駅⻄側地区アートプロジェクト『WARP』」が始まります。複数のクリエーターがパブリックアートを制作するという、このプロジェクト。⼤⼈気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者、荒⽊⾶呂彦さんも参加し、開発が進む⼤阪⻄部地区にアート体験の場を作ります。(記事:エシカちゃん)
開発が進む大阪駅の西側エリア
国内外の人が利用する大阪駅。2023年に⼤阪駅(うめきたエリア)が開業してからは、更に多くの人で賑わうようになりました。
現在も大阪西部地区では開発が進められており、関⻄の「⽞関⼝」として、更なる進化を続けています。
さて、そんな変貌著しい大阪駅で、新たなチャレンジが始まりました。
「⼤阪駅⻄側地区アートプロジェクト『WARP』」と銘打たれた、大阪駅の西口エリアにアート体験の場を作るというプロジェクトには、世界的な人気を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者、荒⽊⾶呂彦さんも参加します。
⼤阪の⽂化やビジネスの発展&イノベーションの創出地点として、大阪駅がますます面白いことになってきました!
荒木さん初挑戦となるパブリックアート。そのテーマは?
荒木さんが作る作品のテーマとして選ばれたのは、かつて大阪駅のシンボルであった「噴⽔⼩僧」です。頭上にハスの葉を掲げる、⾼さ1.2メートルの銅像「噴⽔⼩僧」は、⼤阪駅2代⽬駅舎の時代から103年に亘り展示され、現在は京都鉄道博物館に保管されています。
「今は京都鉄道博物館に保管されている噴⽔⼩僧が復活するということで、倉庫の奥にあったものがまた⽇の⽬を⾒るというのはロマンがあって良いんじゃないかと思い、お引き受けしました」とは、荒木さんの言葉。
歴史(ロマン)を受け継ぎながら、その時代を⽣き抜く主⼈公達を描いた『ジョジョの奇妙な冒険』の精神が、どんな「噴⽔⼩僧」となって、目の前にあらわれるのでしょうか?
荒木さんが作成した作品は、2024年7⽉31⽇に開業する新駅ビル「イノゲート⼤阪」に設置されます。大阪の新名所の誕生は、もう間近です!!
噴⽔⼩僧が103年もの間、大阪駅を見守っていたように、これから生み出される荒木さんの作品も、時間をもろともしない寄り添い方で、大阪駅に君臨し続けるような気がします。
時空を超えたロマンを唄う噴⽔⼩僧に、早く出会いたくなりました。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp