【連載】季節のプラントベースレシピ(第21話)「甘辛高野豆腐の生春巻き」
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【連載】季節のプラントベースレシピ(第21話)「甘辛高野豆腐の生春巻き」

今回ご紹介するのは、甘辛く味付けした高野豆腐が食べ応えのある生春巻きのレシピです。

タンパク質を豊富に含む高野豆腐と生野菜の組み合わせは、食欲が落ちがちな暑い日にもぴったり。

ライスペーパーの原料はお米なので、なんだったらこれ一つで主食も主菜も副菜もまるっと食べられる、夏場のお助けメニューなのでは……!?と思っているこの頃です。

高野豆腐をしっかり目に味付けしてあるので子どもにも食べやすく、普段生野菜は積極的には食べない娘も、生春巻きにすると恵方巻きのように丸ごと食べて「おかわり!」。

手巻き寿司やクレープのように、具材を巻く工程も一緒に楽しめるので、台所育児にもおすすめの一品です。

今回のレシピではパクチーを使用していますが、薬味はお好みで。お子さんの分や苦手な方は入れなくても良いですし、大葉やみょうがなどに変えても美味しいです。

ぜひお好みの具材で作ってみてください♪

【甘辛高野豆腐の生春巻きのレシピ】

<材料> 4人分

・生春巻きの皮 8枚

・レタス 4枚

・きゅうり 1本

・ミニトマト 8個

・パクチー 1束(お好みで。なくてもOK)

・高野豆腐 4枚

・好みの油 適量

・醤油 大さじ1

・みりん 大さじ1

・水 小さじ1

・片栗粉 適量

お好みで

・スイートチリソース、ごまだれなど 適量

 

①高野豆腐を熱湯に浸し、ふっくらするまで10分前後戻す。

②レタスは洗って一口大にちぎる。きゅうりは洗って太めの千切りに、ミニトマトは半分に切る。パクチーは3cm幅くらいの長さにカットする。

③高野豆腐をザルに上げ、冷水をかけて冷まして崩れないように手でしっかりと水気を絞り、一枚を5〜6等分にカットする。

 

④ボウルに醤油、みりん、水を合わせて③のカットした高野豆腐を浸す。満遍なく染み込むように軽く揉むと良い。

⑤④に薄く片栗粉をまぶしたら、フライパンに油を多めに熱し、両面こんがりとするまで焼く。

※入れてすぐはくっつきやすいので、じっくり焼いてからひっくり返す。

⑥大きめのボウルにぬるま湯をはってライスペーパーを10秒ほど浸し、まな板やお皿の上に乗せて具材を並べて巻く。

 

⑦好みのサイズにカットして、お好みのタレを添えて完成。

タレは定番のチリソースも良いですが、わが家ではねりごまとポン酢とマヨネーズを混ぜて作るごまだれ風のタレもお気に入りです。(分量は大体1:1:1くらいですが、その時々でお味噌やすりごまも入れています。味見しつつ調整すれば、分量は適当でも美味しいです!)

最近は私も娘に習って、生春巻きをあえて切らずに丸ままタレをたっぷり目につけて、ムシャムシャほおばるスタイルに。

サッと食べられて満足感もあって、簡単に済ませたいお昼ごはんによく作っています。(高野豆腐戻すのが手間だな、という時にはお揚げさんや、今の時期だとナスやズッキーニを斜め薄切りにして焼いたものをサラダと一緒に巻いて。これもとっても美味しいのでおすすめです……!)

おかずの一品としても軽食としても便利な生春巻き、これからの暑い季節にいかがでしょうか?

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

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