地域環境・自然環境と共創する環境共生型リゾート「TENOHA蓼科」
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地域環境・自然環境と共創する環境共生型リゾート「TENOHA蓼科」

ゴルフコースをはじめ、スキー場やテニスコート、別荘、ホテル等の施設を有する東急リゾートタウン蓼科内に、「TENOHA蓼科」という、新しい施設がオープンしました。自然と、そして地域との「環境共創」を目指す拠点として生まれたTENOHA蓼科の取り組みを、ご紹介します。(記事:エシカちゃん)

2つの環境からなる環境共生の形

長野県茅野市にある東急リゾートタウン蓼科内に、地域との連携および環境への取り組みを発信する拠点「TENOHA蓼科」がオープンしました。

東急リゾートタウン蓼科は長野県中部、八ヶ岳連峰北端の蓼科山・北横岳の西側に広がる自然豊かな山岳リゾート地の蓼科に位置する。その面積は、なんと東京ドーム約 140 個分。

「自然環境」と「地域環境」。それぞれの「環境」と向き合い共創していく拠点として生まれ出たTENOHA蓼科は、見るもの、触れるもの、そのどれもが、自然と地域への繋がりを持っています。

例えば、TENOHA蓼科内に据えられた天井や壁面、椅子等を見てみると、それら什器は、施設内の間伐材を使用して、地域の製材所や工房の職人により作らた背景が浮かびます。

間伐材という自然への繋がりと、地域の工房、すなわち地域との繋がり。ゲストが触れるそのものが、自然・地域との接触点になっているのです。

(上)TENOHA蓼科内装(撮影:山内紀人) (下)タウン内で間伐したカラマツのオリジナル家具

こうした自然と地域への寄り添いは、TENOHA蓼科に隣接する広場へも続いています。

長野県産(つまり地産地消)の木材が使用されたベンチやテーブルは、防腐処理を100%植物由来の原料で施すことで、雨等によって防腐剤が融解した際の、生態系(自然)への影響を最小限にとどめる工夫が成されています。

広場を囲むループテラスと造作ベンチ

芝生と木に囲まれた緑豊かな空間

TENOHA蓼科外観

・・・TENOHA蓼科で試されているのは、そんな環境共創の形です。

TENOHA蓼科の、あれもこれもが、自然と地域によって形作られ、訪れたゲストと共に育っていきます。

地域事業者らと共に

TENOHA蓼科は、見る、触れるだけではなく、体験する(自然・地域との)環境共創の方法を模索し始めています。

その第一歩として、2024年7月に、地域のコミュニティへ身を浸す「まちびらきマルシェ」が開催されました。

茅野市内で枝葉からプロダクトを造る株式会社ヤソ

蓼科湖畔に醸造所を構える株式会社エイトピークス

地元の飲食店や木材を扱う地域事業者が出店したマルシェは、別荘利用者やタウン内の宿泊者、近隣市町村の住民らで大賑わい!! マルシェをきっかけに初めてTENOHA蓼科を訪れた人や、これまで交流がなかった他業種との出会いが生まれ、地域の横の繋がりが膨らみました。

TENOHA蓼科

所在地:長野県茅野市北山字鹿山4026-2

URL:https://tateshina-tokyu.com/tenoha/

生活の中へ「環境」というキーワードが投げ込まれた時、一時、思考を切り替えて、生活から環境へと伸びる繋がりを、辿り直しているような気がします。

辿りり直すことを必要とするのは、生活と環境が隣り合わせではないから。生活と環境を同化させ、共に営んでいく糸口を、TENOHA蓼科から見つけたいと思います。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

東京で、サステナブルな「生活体験」を提供しているTENOHA代官山についても、こちらの記事でチェックしてみてください!

https://www.ethica.jp/77147/

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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