日本香堂によるフレグランスブランド「Yohaku(ヨハク)」から、5種類のスティックインセンスが発売されました。100%天然香料を使用した自然そのものの優しい芳香が、香りを楽しむ文化を伝えます。(記事:エシカちゃん)
日本香堂が立ち上げた「Yohaku(ヨハク)」
人間にとっての「火の発見」。それは、「香りの発見」でもありました。
焚き火を前に、鼻をヒクヒクさせてみれば、火にくべる木の種類によって、立ち上る香りが異なることに気が付きます。
古来の人たちもまた、立ち上る芳香に出会い、そこに神秘を感じました。
そこから生まれた香りの文化は、香水やお香を生み出しながら、現在へと続いています。
天正年間より400年以上にわたって薫香技術を育んできた日本香堂が立ち上げたフレグランスブランドが、今回ご紹介する「Yohaku(ヨハク)」です。
Yohakuが取り扱う商品は、自然そのものの素材や香りに拘って持って作られます。
自然が放つ無垢な香りや素材がもたらす静寂から生まれる、心や身体の余白。
余白を感じることが、とても豊かであることを伝える為に、Yohakuは生まれたと言います。
5種類のスティックインセンス
2024年8月27日より販売が始まった、5種類のスティックインセンスは、朝、昼、午後、夜、真夜中の1日のサイクルをテーマにした「Sunrise」「Monk Tree」「Hayes Valley」「Moon Jazz」「Black Mountain」の天然オイルに粉末香原料をブレンドした、100%天然香料を使用したお香です。
朝の香り Sunrise
朝もやに包まれた森をイメージし柑橘や和ハッカなどをブレンドした「Sunrise」。そこに、粉末原料として神聖な儀式に使われてきた天然樹脂コパルをプラスした、スパイシーバルサミックの香り。
昼の香り Monk Tree
ヒノキやフランキンセンス等の清々しい香りを持つ「Monk Tree」。粉末原料として、独特のグリーン感のあるヒノキをプラスした、ウッディグリーンの香り。
午後の香り Hayes Valley
クスノキやワラ等をブレンドし、田園風景の午後の日差しに感じるノスタルジックな香り「Hayes Valley」。爽やかな甘さのあるパロサントをプラスし、アーシー感のあるオリエンタルウッディの香り。
夜の香り Moon Jazz
夜のくつろぎをイメージし、ゆず、ローズ、ジャスミンなど華やかな香りを持つ「Moon Jazz」。清涼感のあるオリバナムをプラスした、スモーキーさのあるスパイシーウッディの香り。
真夜中の香り Black Mountain
ヒノキリーフやパインニードルなど、真夜中の山、湖をイメージしてブレンドした「Black Mountain」。ヒノキのような爽香を持つケードジュニパーをプラスした、ウッディスモーキーの香り。
自然そのものの素材と香りを大切にするにするYohakuらしい、合成染料や合成着色料を使用しない、自然な香りが特徴です。
柔らかい香りは、いつしか森の中に迷い込んだような錯覚を訪れさせます。せせこましくなった心と身体を、お家森林浴(?)でほぐしてみてはどうですか?
ふんわりと広がる余白(Yohaku)が、きっと思いがけない程の心地良さを感じさせてくれるはずです。
知らない街。心細くなりながら道を歩いていた際、通りに面したパン屋さんから焼きたてのパンの香りが運ばれてきました。香ばしい香りを鼻が感じ取っただけなのですが、それだけで、何だか(パンのように)柔らかい気持ちになりました。・・・・香りと心はどこかで繋がっているのかもしれません。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
[付録]日本香堂には、こんなお茶目な商品も!
日本香堂が、「甘栗むいちゃいました」で知られるクラシエ株式会社とコラボレーションをしました。
両社が着目したのは、「甘栗むいちゃいました」のむかれちゃった皮。捨てられてしまう栗の皮を再利用して「甘栗のお香」を開発しました。
お香を焚くと匂い出す、甘く香ばしい芳香は、秋や冬の季節にぴったりです。
甘栗公式Xアカウント(@amaguri_kracie)をフォロー&該当ポストをリポストすると、抽選で、甘栗のお香を含む景品が当たります。
甘栗むいちゃいました ブランドサイト:https://www.kracie.co.jp/foods/amaguri/
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp