数え年で昭和100年目となる2025年、昭和レトロな観光地として、熱海の人気が高まっています。昭和の香りを色濃く残すホテルニューアカオでは、懐かしのグッズを無料で貸し出す、「昭和レトロバイキング」がスタートしました。(記事:エシカちゃん)

数え年で昭和100年目となる2025年、昭和レトロな観光地として、熱海の人気が高まっています。昭和の香りを色濃く残すホテルニューアカオでは、懐かしのグッズを無料で貸し出す、「昭和レトロバイキング」がスタートしました。(記事:エシカちゃん)
「昭和」がスタートしたのは、1926年12月25日のこと。
現在は、平成に続く令和という元号になりましたが、もし昭和が続いていたとしたら、今年2025年は、数え年で(昭和)100年目にあたります。
1926年から1989年までの64年に及ぶ昭和の時代。
戦後、復興へ向けて大きな成長を遂げた日本は、終戦(昭和20年/1945年)からたった23年後の昭和43年(1968年)に、国民総生産(GNP)世界第2位の経済大国へと躍り出ます。しかしながら、そんな日本の高度経済成長も、やがてかげりを見せはじめ、昭和48年(1973年)に生じた第一次オイルショックの影響を受け、あっという間に終焉を迎えました。
まさに波瀾万丈とも言うべき社会の変化は、至極当然に、人々の生活や文化にも、大きな革新を生み出します。アニメやマンガといったサブカルチャー、シティポップやニューミュージックといった新たな音楽スタイル、ミニスカートやデザイナーズブランドといった個性的なファッション・・。昭和期のカルチャーは、実に百花繚乱です。
<昭和に生まれた・普及した生活用品>
<昭和に生まれたキャラクター>
<昭和に発売された音楽(ほんの一部)>
上記にあげたような多彩な文化が花開いた昭和の時代を懐かしむ「昭和レトロブーム」が熱を帯びている昨今。懐かしきノスタルジーにどっぷりと浸れる場として、静岡県の熱海に注目が集まっています。
熱海が一大観光地となったのも、昭和の時代に入ってから。昭和39年(1964年)に東海道新幹線が開通したことを契機に、ピーク時には年間500万人近くの観光客が、熱海を訪れていたと言います。
夏になれば、熱海のビーチには、人、人、人・・。そんな、海を目の前にしたロケーションに建つ「ホテルニューアカオ」にも、きっと多くの人が宿泊したことでしょう。
昭和48年(1973年)の開業から、一時の閉館を挟みながらも、営業を再開させたホテルニューアカオは、昭和の人情や文化を大切にしながら、今も営業を続けています。
昭和を思わせる佇まいを残すオーシャン・ウイングや、スペースインベーダー等の懐かしのゲームで遊べるにぎわい横丁、そして、約500席を収容する劇場のようなレストラン・・。昭和色強めとも言えるホテルニューアカオは、懐かしいが故に、なぜか新しさを感じさせます。・・世代を超越した昭和レトロに、浸りにきてはみませんか?
ホテルニューアカオでは、昭和100年を祝して、様々なイベントを行なっています。
イベントの1つであり、2025年2月25日より始まった「昭和レトロバイキング」では、昭和の懐かしい娯楽グッズを、ゲストに無料で貸し出します。
黒電話やレコードといった昭和レトロな懐かしいグッズと共に写真を取ったり、部屋に持ち帰って遊んでみたり・・。佇まいからして昭和感漂うホテルで、更なるディープな昭和体験を提供します!
古いとか新しいとか、そんなことには気を払わずに、好きなものを好きと感じられることは、意外に驚くべきことなのかもしれません。「以前から、ずっと〇〇してきたから」と当然のように捲し立てていたその言葉は、単なる言い訳でしかないのではないか・・と、そんなことを、昭和レトロブームに熱った頭で考えました。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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