サステナブルな美食体験「メズムのパート・ド・フリュイ」
INFORMATION
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
サステナブルな美食体験「メズムのパート・ド・フリュイ」

最先端のサステナブル農業で育てられたエディブルフラワーを使った小菓子「メズムのパート・ド・フリュイ」が、2025年4月より、「メズム東京」16階のフレンチダイニング「シェフズ・シアター」のディナープログラムに登場します。(記事:エシカちゃん)

メズムのパート・ド・フリュイ

モダンラグジュアリーホテル「メズム東京」の16階に店を構える、フレンチダイニング「シェフズ・シアター」のディナープログラムを締めくくる、エディブルフラワー(食用花)をあしらった小菓子「メズムのパート・ド・フリュイ」は、“花の宝石”と形容したくなるような、可憐で繊細な姿です。

しかしながら、この小さなお菓子は、その優雅でゆらめく姿の裏側に、環境や福祉、クリエイティビティー、そして食のサステナビリティを希求する、大きな挑戦を背負います。

サステナブルな食の創造

4月1日より提供が始まるメズムのパート・ド・フリュイは、「メズム東京、オートグラフ コレクション」と、「株式会社AGRIKO」とがサステナビリティの理念を共にし、環境負荷の少ないビストロノミースタイルを実現する為のコラボレーションの1つとして生まれました。

AGRIKOは、「明日をたがやす」という大志を抱き、設立時から農業と福祉と食に取り組んでいる企業。一方、メズム東京、オートグラフ コレクションは、サステナビリティを重要なテーマとして掲げ、2024年にサステナブルエコ認証である「サクラクオリティグリーン 4御衣黄(ギョイコウ)ザクラ」を取得したホテルです。

そんな、サステナブルな社会の実現を目指す両社。今回のコラボレーションでは、AGRIKOが運営を行う「農福連携農園AGRIKO FARM」のエディブルフラワーと、メムズ東京のシェフズ・シアターが持つシェフの技から、サステナブルな食の創造に挑みました。

AGRIKOの挑戦

AGRIKOが運営する農福連携農園AGRIKO FARMは、障がいを持った方たちと共に、アクアポニックス農法を用いて、安全で高品質なエディブルフラワーや農作物を生産します。

上記の「アクアポニックス農法」というのは、魚の食べたエサの残りや排泄物を利用した水耕栽培のこと。AGRIKOは、アクアポニックス農法をビルの屋上等で実施し、雨水等を活用して環境負荷を抑えた、自然に近い環境で行われる、農業の循環型モデルを確立しました。

農福連携農園AGRIKO FARMは、この環境に優しい農業に、更に福祉を掛け合わせています。ファームは、障がいを持ったスタッフたちによって支えられ、その後に行われるエディブルフラワーの加工作業にも、発達障害者就労支援センター「ゆに(UNI)」が力を貸します。雇用の安定化を支援したことで、農業にとっても福祉にとっても持続可能な農福連携の形が生まれ、結果、農福連携農園AGRIKO FARMの躍進へと繋がりました。

メズム東京・フレンチダイニング「シェフズ・シアター」の挑戦

メズム東京のシェフズ・シアターは、“シェフの劇場”という名の通り、振る舞われる料理たちに、美しくおいしいストーリーを語らせます。

フランス発祥の伝統菓子をヒントに、エディブルフラワーから始まった小さなお菓子の物語。果物のピュレに砂糖とペクチンを加えて煮詰め、固めたメズムのパート・ド・フリュイは、エディブルフラワーの鮮やかな色彩を輝かせる、どこか懐かしさを滲ませたストーリーを綴ります。

一口サイズの小さなお菓子、メズムのパート・ド・フリュイから挑むのは、サステナブルなガストロノミーという、新しい食文化の創造です。

この小菓子の大きな挑戦には、メズム東京のシェフズ・シアターのディナープログラムにて出会うことが叶います。

メズムのパート・ド・フリュイ

提供開始日:2025年4月1日(火)~

公式サイト:https://www.mesm.jp/news/AGRIKO_Jewelry_of_Flower.html

魚の排泄物と水栽培、そこに福祉の視点が掛け合わされたAGRIKOの取り組み。そこに、メズム東京のクリエイティビティーが重なって、メズムのパート・ド・フリュイが生まれました。このサステナブルの連なりに続くのは、メズムのパート・ド・フリュイを口にする私たちです。サステナブルの連鎖――。途切れさせる訳にはいきません。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【ethica Traveler】  静岡県 袋井市の旅 おいしいもの発見!
独自記事 【 2025/3/20 】 Work & Study
日本列島のほぼ真ん中で、駿河湾を囲むように位置する静岡県。その中でも、太平洋に面する西の沿岸部に近いところに袋井(ふくろい)市があります。東西の交流地点として、古くから人や物や情報の往来を支えてきた袋井市は、高級メロンやリゾート、由緒正しき寺院など、未知の魅力がたくさんあるユニークな場所です。今回は、そんな袋井市の中で...
持続可能なチョコレートの実現を支える「メイジ・カカオ・サポート」の歴史
sponsored 【 2025/3/19 】 Food
私たちの生活にも身近で愛好家もたくさんいる甘くて美味しいチョコレート。バレンタインシーズンには何万円も注ぎ込んで自分のためのご褒美チョコを大人買いする、なんてこともここ数年では珍しくない話です。しかし、私たちが日々享受しているそんな甘いチョコレートの裏では、その原材料となるカカオの生産地で今なお、貧困、児童労働、森林伐...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...

次の記事

まるで花束のような春の食材を味わって!ウェルビーイングなスモールラグジュアリーホテル「ギャリア・二条城 京都」
サステナビリティ要素を取り入れた限定メニューを含む、Zentis Osaka特別宿泊プラン

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます