ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、 関西ワールドマスターズゲームズ2021などに向けて文部科学省を中心に、関係府省、経済団体、地方公共団体、民間企業等が参画し、官民一体となって、この秋、京都(10月19日(水)~20日(木))と東京(10月20日(木)~22日(土))で開催される「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」のアンバサダーとして、米大リーグ、ヤンキースなどで活躍した元プロ野球選手の松井秀喜さんや北京・アテネ・ロンドンと五輪3大会連続で金メダルを獲得した女子レスリングの伊調馨さんらに続き、以下の5名のアンバサダーが就任しました。
片野坂真哉氏(ANAホールディングス株式会社代表取締役社長)
櫻田謙悟氏(損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社グループCEO取締役社長)
遠藤信博氏(日本電気株式会社(NEC)代表取締役会長)
根岸秋男氏(明治安田生命保険相互会社取締役代表執行役社長)
辻慎吾氏(森ビル株式会社代表取締役社長)
このうち、片野坂氏、櫻田氏、遠藤氏の3名が7月19日(火)、文部科学大臣室でアンバサダー就任式と馳浩文部科学大臣との座談会に出席しました。
席上、馳文部科学大臣は、
「スポーツ、文化、経済などの幅広いテーマで行われるフォーラムに向けて、今回ご就任いただいた経済界からのアンバサダーの方々のお力もいただきながらAll Togetherで一緒に本番へ向けて盛り上げていきます!」
と語り
片野坂氏(ANAホールディングス)は、
「社員がリオ2016パラリンピック水泳の日本代表になりました。」「ANAファミリーマイルの対象をLGBT(同性パートナー)への対応を進めました。」
櫻田氏(損保ジャパン日本興亜ホールディングス)は、
「ゴッホのひまわりのある美術館を運営している。今後は障害者のアートへの支援もしていきたい。」
遠藤氏(NEC)は、
「ラグビーチーム(NECグリーンロケッツ)や女子バレーボールチーム(NECレッドロケッツ)の運営を通してスポーツを応援している。」
と、それぞれ、民間企業としての「スポーツ・文化」への取り組みや「ダイバーシティー・バリアフリー」社会との関わりについて語りました。
オープニングのプログラムでは「京都宣言」を公表
本フォーラムのキックオフイベントとしての国際会議は、京都と東京で開催され「世界経済フォーラム(*)」との連携により、国際的な発信力を積極的に活用し新たなビジネスチャンスを創造することを目指しています。官民一体となり「スポーツ」と「文化」を通じて、日本を起点にチーム世界で、次の豊かさを生み出していく会議です。
また、オープニングのプログラムは10月19日に京都で行われ、2020年に向けて文化振興の機運を盛り上げ、文化芸術立国を実現していくことを力強く世界に発信する「京都宣言」を公表する他、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食を体験し、その魅力を知っていただくため、京都料理等を提供予定です。
*世界経済フォーラム(World Economic Forum)は、グローバル・シチズンシップの精神に則り、パブリック・プライベート両セクターの協力を通じて、世界情勢の改善に取り組む国際機関です。
【特別対談】 松井秀喜さん × 馳文部科学大臣
馳文部科学大臣は、すでにアンバサダーに就任している松井秀喜さん(星稜高校の後輩)との対談を行い、その模様は文部科学省YouTubeチャンネルで映像配信されています。その中で、馳大臣は、パラリンピックにスポットを当てたいとの想いや松井さんは「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」のアンバサダーを引き受けた理由やフォーラムへの期待を語っています。
さらに、馳大臣とともに「スポーツを通じて得られたもの」「子供たちに伝えたいこと」などアスリートとして第一線で活躍してきたお二人だからこそ感じている想いも語り合っています。
「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」開催趣旨の理解を深める上で、特別対談の映像もチェックしてみよう。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp