皆さんにお馴染みのハリー・ポッター。原作者はイギリスのJ.K.ローリング(女性)。1997年に第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版されると全く無名の新人による初作にも拘わらず大ヒット、瞬く間に世界的な大ベストセラーになりました。ストーリーは多くの方がご存知ですが、1990年代のイギリスを舞台に魔法使いの少年ハリー・ポッターの学生生活やハリーの両親を殺害した強大な魔法使いヴォルデモートとの因縁の戦いを描いた物語です。子供のみならず多数の大人にも愛読され児童文学の枠を超えた人気作品として世界的な社会現象となりました。シリーズ7巻は73の言語に翻訳されて世界累計発行部数は4億5000万部以上となり史上で最も売れた書籍の一つと言われています。
作品が生み出された背景には面白いエピソード
この作品が生み出された背景には面白いエピソードがあります。作者のJ.K.ローリングは幼児より文学好きの少女であったようですがその前半生は恵まれたものではありませんでした。ある時、彼女はマンチェスターからロンドンに向かう4時間遅れの電車に乗りその中で魔法の学校に通う少年の物語を思いついたようです。折あしく筆記具を持ち合わせていなくて近くの方にお願いをしてペンを借りそれで着想したアイディアを書きとめ、目的地に着くころにはほぼストーリーが出来上がっていました。そしておおよそ1年に1作のペースでシリーズ化を果たして行きました。作品は映画化は勿論のこと、テーマパークの中にもハリー ポッターの世界が作られました。その様な経緯をたどりながら今日の私たちの頭の中に彼は生きています。
ホームアウェイ推薦の7物件
さて、今回の情報です。「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版されて今年で20年。その記念すべきタイミングで10月20日(金)、英国のブルームズベリー社から2冊の新刊を発売するとの発表がありました。そしてもう一つの情報、世界最大級の民泊サイトを運営するHomeAway(ホームアウェイ)から、映画の中で使われたロケ地や、物語に登場する場所にそっくりな家など、魔法の世界が追体験できる、魅力たっぷりな物件を紹介するとのこと。以下に詳細をお知らせします。ハリー ポッターファンの方、ちょっとご覧になってください。
ホグスミード村 ゴートランド駅(イギリス)
ハリーたち生徒が唯一ホグワーツから出て遊ぶことができるのが、この「ホグスミード村」。有名なバタービールが飲めるのもこの村です。そんなホグスミード村のロケ地であるゴートランド駅から車で15分の位置にあるリトルベック。この小さな村でこのコテージに泊まって、バタービールを楽しむホグワーツの生徒たちを探してみてはいかがでしょうか。近隣にはたくさんの遊歩道があり、トレッキングやサイクリングを楽しむこともできます。
ルビウス ハグリッドの小屋(イギリス)
ホグワーツの森番であり、シリーズを通してハリーの良き仲間であったハグリッド。物語にもたびたび登場していたこのハグリッドの小屋を訪ねてみたいと思ったことのある人も多いのではないでしょうか。こちらの物件はイギリスの伝統的な納屋を改修して作られたコテージで、周りはホグワーツ周辺の森を連想させるような大自然に囲まれています。コテージはWi-Fiや暖房やキッチンといった現代の利器が完備されているので、魔法が使えなくても大丈夫。
ウィーズリー家を再現(イギリス)
友だちや家族と一緒に大きなグループで旅行するのがお好みであれば、このホームアウェイ物件がピッタリです。この現代的なコテージは大規模な家族の集まりには理想的。広大な近隣の土地は、大家族でのバーベキューや食事会、物語の中でのビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの結婚式のような屋外での素敵な結婚パーティも可能です。
不死鳥の騎士団本部(イギリス)
不死鳥の騎士団本部として使われたシリウス・ブラックの生家は、マグルの住宅地のど真ん中に位置しています。静かな通りにひっそりと建つこの物件は、騎士団本部にそっくりであるだけでなく、キングズ・クロス駅からも徒歩でほんの数分という好立地。有名な9と4分の3番線にも簡単に遊びに行くことができます。
マルフォイ家(イギリス)
美しく保全されたこのエドワード風の城は、ハリーのライバルであったドラコ・マルフォイの居城を彷彿とさせます。この城の周辺には峡谷道、森、3つのビーチ、2つの入り江、城壁で囲まれた庭園、そして2つの滝がある2000エーカーの土地が広がっています。この大豪邸に欠けている唯一のものといえば、マルフォイ家に仕えていた屋敷しもべの妖精ドビーくらいでしょう。
貝の家(ウェールズ)
「貝の家」は、ロンの兄であるビル・ウィーズリーとフラー・デラクールが住んでいた美しい隠れ家です。この快適な石造りのコテージは、ウェールズ北西部ハーレックの町に位置し、カップルのロマンティックな休暇には最適です。バスルーム付のダブルベッドルームは、ふたりで過ごすのにぴったりの居心地の良さ。徒歩圏内に様々なお店やパブやレストランもあります。大切な人と一緒に、ロマンティックな休暇を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホグワーツ城(イギリス)
マグルの世界から抜け出して、魔法界を体験できそうなこちらの物件は、ホグワーツ魔法魔術学校によく似たイギリスの古城。28人という大人数のゲストを収容できるこの城は、結婚式など特別なイベントには最適です。
なお、ホームアウェイの詳細につきましては以下のURL をご参照ください。
https://www.homeaway.jp
ーーBackstage from “ethica”ーー
先日10月20日の日本テレビ「金曜ロードショー」でも“ハリー・ポッターとアズカバンの囚人”を放映していました。まだまだ、人気のある証拠ですね。改めて読んでみますか。
ペンネーム:T.J
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp