『ethica(エシカ)』5月号のテーマは、「SDGs」です。
「赤ちゃんを運んでくる鳥」という言い伝えでおなじみのコウノトリ。実はこのコウノトリは国際的にも生息数が少なく、絶滅危惧種に指定されている希少な鳥だということを知っていますか? 日本では、野生のコウノトリは1971年に一度絶滅してしまったのですが、最後に生息していたのが兵庫県豊岡市でした。その後、豊岡市では、コウノトリを絶滅から救おうと野生復帰のための保護活動を続け、今では、100羽以上のコウノトリが野外で生活するようにまでなったのです。そして先日、その豊岡市に本社を置くかばんメーカーが、SDGsの目標達成を目指し、豊岡市が進めるコウノトリの保護活動を支援することを目的とした新たな取組みを始めました。今回は、その取組みをご紹介します。(記者:エシカちゃん)