伝統工芸展示@SL銀河(花巻〜釜石)。車内は、レトロな雰囲気です。プラネタリウムもあり、ロジャー・パルバース氏による賢治世界へナビゲートする資料展示もあり、アストロロジーライターSAYAさんの月や星にまつわる展示もありーーまさに動く賢治ミュージアム☆です。
伝統工芸展示@SL銀河(花巻〜釜石)。宮沢賢治世界には、鳥や猫など、たくさんの生き物が出てきます。そんな世界を彷彿させる、和紙と漆で作られた、張子の鳥のバッグ「コシェル2」。お隣のブルーの鳥は、伝統的な張子の飾りです。
宮沢賢治の世界を描き続ける版画家、大場冨生氏の作品も展示。一筋の灯りが照らし出すふくろうの印刷所を訪ねる男は、帽子とマントから、宮沢賢治では?ーーと思わせる素敵な一枚☆ ブルーが美しい☆☆☆
賢治も愛用した
鉱物の研究にも熱心だった賢治は、台焼きの原料である、カオリンにもきっと興味を示していたはずーー☆ はっぱ型のお皿に、賢治の星座である乙女座のサインを染め付けていただきました。
宮沢賢治世界を思い浮かべて、月と星も飾りました☆☆☆
ぽっぽ、ぽっぽと並んで走るかのような、「アンシャンテ」の南武鉄器☆ SL銀河の車体の、グラデーションブルーに合わせて、濃淡のブルーのポットが勢揃い!!!☆
紫紺染めのテキスタイルは、フォークとスプーンを飾って、「注文の多い料理店」気分で☆☆☆
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきほった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。またわたくしは、は たけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。わたくしは、 さういふきれいなたべものやきものをすきです」(「注文の多い料理店」序文より)
生駒芳子
ファッション・ジャーナリスト
東京外国語大学フラ ンス語科卒業。フリーランス・ライターとして活躍後、VOGUE JAPON、ELLE JAPONを経て、2004年にmarie claire日本版の編集長に就任。社会問題を取り込んだファッション誌を日本で初めて立ち上げ、2008年に独立。現在はフリーランスのジャーナリス ト・エディターとして、ファッション、アート、ライフスタイルを核に、社会貢献、エコロジー、社会企業、女性の生き方、クールジャパンまで、講演会出演、 プロジェクト立ち上げ、雑誌や新聞への執筆に関わる。クリエイターとNPO団体を繋ぐNPO「サービスグラント」の理事。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp