(第18話)「わざわざ行きたい!」美味しい感動を届けるスーパーマーケット 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」 山々に囲まれたのどかな八ヶ岳を巡りながら「私によくて、世界にイイ。」ライフスタイルのヒントを再発見
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
2,077 view
(第18話)「わざわざ行きたい!」美味しい感動を届けるスーパーマーケット 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

山々に囲まれたのどかな八ヶ岳を巡りながら「私によくて、世界にイイ。」ライフスタイルのヒントを再発見していく連載企画 八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

今回のストーリーの舞台となるは、山梨県八ヶ岳南麓に佇む「ひまわり市場」。テレビや雑誌などのメディアにも数多く取り上げられている話題のスーパーマーケットだ。

もともと赤字続きで倒産寸前だったところを、那波秀和社長のユニークな運営手法と品揃えにより3年ほどで売り上げ倍増。年商9億円超えを達成するまでに急成長した。

2006年に現在の場所にリニューアルして以来、地元の人のみならず、県外からもたくさんの人たちが詰めかける。その秘訣とは?

八ヶ岳から美味しい感動を全国に届けるひまわり市場の那波秀和社長にうかがった。

「“ひまわり”があるから八ヶ岳に移住を決めた」。そんな人が市場に集まる

山々に囲まれたのどかな八ヶ岳南麓にポツンと佇む「ひまわり市場」。東京をはじめ、神奈川、大阪、愛知など他都県からわざわざ“ひまわり”目当てにお買いものに来るお客さんも少なくない。中には、同店の名物社長さんに一目会いたいと、遠方から訪ねてくる人もいる。スーパーの駐車場に県外ナンバーの車が目立つのは、ここが別荘地だからという理由だけではないようだ。

マイクを片手に作り手や商品の魅力をアピールする那波さんのトークは、来店の楽しみの一つ

那波秀和さん。もともと神奈川出身で、大学卒業後に大手スーパーに就職した後、縁あって甲府の魚市場に務め、鮮魚の卸先のひとつだったひまわり市場に転職をしたことが人生の転機になった。

「最初にこの店に立った時は本当に驚きました。扱う商品の鮮度は最悪で、店のスタッフたちからは良いものを売ろうとか、売り上げを上げようといった気持ちが微塵も感じられませんでした」

前職の経営者から誘われて店長になった20年前。「何でこれで店が成り立っているんだ?」と疑問だらけの中、2009年には社長に就任。当時会社は借金に追われ、倒産寸前だったと言う。

何とかして店を再建しなくては、という使命感のもと、

「まずは良い商品を扱うという商売の原点に立ち返りました。安売りをしたり、目先の売り上げだけを重視したりするやり方を変え、少しでも良いものを仕入れ、少しでも良い状態で販売し、その魅力を一所懸命伝えよう。そして何より、買っていただいたお客さんに笑顔になってもらいたい…。この信念を徹底して貫きました」

とことん良い品物を適正な価格で売る。価格競争になるからチラシは打たない。スタッフには商品を知り尽くした食のプロをスカウトした。那波さん独自の運営方針によって店の売り上げが徐々に黒字化し、気がつくと年商9億超えを達成。単独の小規模スーパーにとって年商1億円という数字は成功の証と言われる中、わずか3年でひまわり市場はその9倍もの売り上げを叩き出す人気店へと成長した。

「“ひまわり”があるから八ヶ岳に移住を決めた」。そんな人が多く訪れるようになった。

 

無農薬、オーガニックetc.作り手の個性が光る旬の野菜に誘われて

店内に入ると、まず入り口には地元で採れた旬の味覚が所狭しと並んでいる。

都会ではあまり目にすることのない大きな原木椎茸、ジューシーで甘味たっぷり、赤やオレンジ色のカラフルなにんじん、地元の農家の方が手作りした漬物や乾燥ハーブなどが生産者の名前入りで販売されている。

「今日はどんなものがあるかな?店を訪ねる楽しみの一つ」とお客さんが語る。

店の入り口には、旬を迎えた地元野菜の数々が並ぶ。化学肥料や農薬を使わずに育てた農作物が手に入る

無農薬、オーガニック栽培の季節野菜は決して安くはないけれど、買い手が『適正価格』と思える誠実なプライス設定だ。

「店に並ぶ野菜は市場を通さず生産者から直接仕入れています。仕入れ値がいくらだから、という単純計算で売値が決まるわけではありません。この商品をいくらで販売したらみんなに喜んでもらえるか。いくらなら納得して購入してもらえるか。それを基準に価格を決めています」

ひまわり市場の価格設定は、手間暇かけて農作物を育てる作り手のコストをしっかり守ることが前提。これまでも、地道に良いものを作り続ける小規模農家たちともに成長してきた歴史がある。野菜や果物だけでなく、酪農家、養鶏場、地元のワイナリーたちとの付き合いも長い。

「生産者の生活が成り立たなければスーパーは成り立たない」。那波さんの経営哲学だ。

生産者の人となりを知ってもらいたいという那波さんの思いがこもったPOP

作り手の「思い」を一人でも多くのお客さんに知ってもらおうと、商品のポップを書くのも那波さんの仕事。

“北杜市で無農薬栽培の父とも呼ばれる畑山貴宏さん、今メキメキと成長中の凄腕農家たちは彼から教えてもらったと口を揃えて言う”、“日照時間日本一。明野の大地の香りも一緒に感じて下さい”など、週刊誌の見出しのようなコピーに目が止まる。

発売以来、爆発的にヒットした人気商品のポテチ。那波さんオリジナルのキャッチコピーに目が止まる

人・技術・売る情熱の3拍子揃っているのがひまわり市場の最大の強み

店内を歩けば “クセの強い社長のお気に入り。クセの強いポテチ”など、読めばつい手が伸びる名キャッチの数々と遭遇。

那波さんのマイクパフォーマンスがさらに追い討ちをかける。

「美味しい鰻でお客様を笑顔にしたい、幸せを届けたい」「日曜日には届かないはずの『豆の花』さんのお豆腐が今日、特別に届きました」」、「日を間違えて来ちゃいました。今日ここにいるお客さん限定です」と続く。

クスッと笑ってしまう軽妙なトークに那波さんの情熱が滲む。

「作り手が報われ、お客さんが食べて笑顔になれてこそ、我々の仕事も成り立つんです」。そのために、「生産者の人となりもわかってもらいたい」、と那波さんは語る。

 

海無し県「山梨」で新鮮な魚や旨い握りが買える

魚屋出身の那波さんの人脈で仕入れるひまわり市場の魚と寿司が素晴らしいのは言うまでもない。とびきり新鮮な旬の魚を豊洲・甲府経由、一部は熊本の漁師より直接入手。希少な高級魚や一流の江戸前職人が握る寿司がスーパーで買えるのだ。

海のない山梨県でも美味しい魚が食べられる!毎週土曜日には全国の鮮魚がひまわり市場に大集合

「全ての商売の原点は“魚屋”にあると私は思っています。プロの目利きがいいものを選んで仕入れ、いい状態のうちにさばき、タイミングを見計らって刺身にしたり天ぷらや煮付けにしたり。そこに1分1秒の猶予もありません。自信を持って仕入れたものを責任を持って売り切る。魚屋っていうのは基本的にそれを365日繰り返すことで成り立っているんですよ」

うまい寿司なら「ひまわり」。地元のグルメたちの間でも評判の寿司は、ベテラン職人が握る

「中に巻いてあるのはとびっきりの中トロだけじゃないんだよ。そう、心も一緒に巻くんだよ」

渾身のマイクパフォーマンスが今日も店内に響き渡る。

ワインの種類も実に豊富。その日の気分や食事にぴったりの1本を専門家がセレクトしてくれる。ぜひ相談してみて

他の店には真似のできない技術・人脈・売る情熱の3拍子が揃っているのが、ひまわり市場の最大の強み。売り場のスタッフには、野菜ソムリエ、中華料理店の元シェフ、地元ワイナリーに長年勤務したワインのエキスパートも常駐だ。山梨はノーベル賞学者として知られる大村智博士の地元でもあり、博士のワインセレクトも任せられているのだとか。

 

500人が押し寄せた!週末限定50枚『歴史的メンチカツ』

店の人気商品の代表格にメンチカツがある。「どうせ作るならコスト度外視で、食べた人が度肝を抜くような美味しいメンチカツを作りたい」、という思いから開発した『歴史的メンチカツ』。ここまでヒットするとは思わなかったと那波さんは振り返る。

一度は食べたい「歴史的メンチカツ」。外はサクサク、中はジューシー。冷めても美味しい大ヒット商品

毎週土・日の正午と午後4時、それぞれ限定50枚。料理長こだわりの歴史的メンチカツは、最高級の松阪牛と鹿児島県産黒豚100%を使用した、無添加・安心安全商品。ソースなしでOKの濃厚な味わいが特徴だ。

「一口かじれば、中から肉汁がジュワ~ッとあふれ出す。オイシイ、ヤサシイ、ヘルシイ。手作りの特製メンチをどうぞ!」

淀みなく10分間、商品の魅力を語り続けた発売当初。結果、1枚500円近い高級メンチカツはわずか3分で売り切れた。以来クチコミで人気が広がり、多い時で500人、50枚のメンチを求めて何キロも先まで“メンチカツ渋滞”ができたこともある。それでも数を増やさないのが那波さんの信条。最高のメンチカツに仕上げるために無理は禁モツなのだとか。

“めちゃくちゃジューシー”、“ほっこり美味しい”、“期待以上のうまさ”。メンチカツを頬張るお客さんの顔がほころぶ。

「みんなを笑顔にする美味しさを守り続けたい」と語る。

 

「私によくて、世界にイイ。」ライフスタイルのヒント

最後に、持続可能な社会のためにひまわり市場ができることを那波さんにうかがった。

「何よりも大切なものは『人』。そこに情熱があれば、もの・お金が自然と循環する」。みんなを笑顔にする経営の仕組みがそこにあると語ってくれた。

「人・もの・お金を大切にすること。そうすればロスが減る、仕事の効率が上がる、いろんな広がりが生まれます。我々が先頭を切ってそれを実行していくことで、地域社会に貢献したい」

「やっぱり人」という那波さん。スタッフも生産者も、お客さんも対等に美味しいものの話ができる店。それが「ひまわり市場」だ

数年前、ひまわり市場のユニークなPOPがSNSでバズったことをきっかけにテレビの取材が殺到。全国放送の某番組が企画する『ご当地スーパーマーケット頂上決定戦』で優勝を果たしたこともある。日本中から店を訪れるお客さん、那波社長に一目会いたいと来店する人がどんなに増えても、ひまわり人気は「一過性のブーム」では終わらない。商品が魅力的であり、その品質に売り場が絶対の自信を持っているのだから。

ここは、作る人も売る人も、買う人もみんなが対等に「食」を通じて交流する場。たくさんの「熱い想い」がぎゅっと凝縮されたローカル市場が、八ヶ岳の暮らしを何倍も楽しくする。

今回の八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」いかがでしたでしょうか。

『人』を大切にし、そこに情熱と創意工夫があれば、『もの』や『お金』も自然と循環する。

山々に囲まれたのどかな八ヶ岳で、「私によくて、世界にイイ。」ライフスタイルのヒントとに触れることができました。

さて次回は、八ヶ岳のファーマーズシーンに新しい風を送り込む期待の有機農家『Farm in Hands』の取り組みをご紹介します。農薬・化学肥料を使わない彩り豊かな野菜たちがいま、都会のマルシェで大人気!その理由に迫ります。お楽しみに!

 

バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」を読む>>>

ひまわり市場

住所:山梨県北杜市大泉町谷戸2008

電話:0551-38-4744

営業時間:9:30〜19:30

http://himawari-ichiba.com

記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

山田ふみ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

読者対話型連載「あなたにとってウェルビーイングとは何か」 第7章:旧正月とベトナム編(第2節)
スターバックスが展開する、より環境に配慮した「皇居外苑 和田倉噴水公園店」へ行ってきました!

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます