以前にethicaでも紹介したシャンパーニュブランド「テルモン」が、環境に配慮した取り組みによりグローバル・ワイン・マスターズ・アワード2023「デザイン&パッケージング」を受賞!自然と真摯に向き合うことで生み出されたシャンパーニュを是非手にとって試してみて。(記者:エシカちゃん)
金賞受賞のシャンパーニュ「レゼルヴ・ド・ラ・テール」
「レゼルヴ・ド・ラ・テール」は、二酸化炭素の排出量の削減を目指すプロジェクト「母なる自然の名の下に(In the name of Mother Nature)」において、約10年の歳月を経て実現した初のオーガニック認証キュヴェ。
ギフトボックスの廃止、85%がリサイクルガラスでできたボトルの使用、さらに生産に関わる全ての情報をエチケットに記載することなどが評価され、グローバル・ワイン・マスターズ・アワード「デザイン&パッケージング」カテゴリーでの金賞を受賞しました。
テルモンでは、2021年の6月にギフトボックスの廃止を決定。その後、約20か月にわたる販売実績に影響はなく、その上プラスの影響すらあるそう。「ノーパッケージは最高のパッケージとなり得る」という信念が証明されたと言えるでしょう。
テルモンCEOのルドヴィック・ドゥ・プレシ氏は、「『母なる自然の名のもとに』、この道を歩み続ける私たちにとって大きな励みとなります」と語り、テルモンの歩みを祝福しています。この機会に、オーガニックで地球に優しいシャンパーニュを試してみるのもいいかも!
テルモンの5つのマニュフェスト
テルモンにとって、ワインは自然からの贈り物。だからこそ、徹底的に環境に配慮した取り組みが進められています。
① テロワール(ブドウ畑の自然環境)と生物多様性の保全
2031年までに、自社およびパートナー生産者の全葡萄畑をオーガニック認証にすることを目指すほか、畑周辺に低木を植えることで生物多様性を保護しています。
② エコデザイン
外装材やギフトボックスの廃止や、100%リサイクル可能で、85%リサイクルガラスで作られた緑のボトルの採用など、環境に優しいボトルデザインを追及しています。
③ 再生可能電力
製造に関わる全ての電力を、再生可能エネルギーから調達しています。
④ 航空輸送の廃止
2021年7月以降、全ての製品の航空輸送を廃止。さらに、流通業者を、CSR(企業の社会的責任)スコアによって選定しています。
⑤ 高い透明性
ボトルのフロントラベルに個別番号を記載することで、トレーサビリティ(追跡可能性)を実現。生産工程の全てが確認できるようになっています。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp