渋谷を一望できるラグジュアリーホテル「セルリアンタワー東急ホテル」が、「地球にやさしいホテル」を実現すべく、ホテル内の備品を刷新。これまでのサステナブルな取り組みに加え、紙パックのナチュラルウォーターや、布製のランドリーバッグを採用し、今まで以上に地球に配慮したホテルになりました。(記者:エシカちゃん)
地球にやさしい・まちにやさしい・ひとにやさしい
セルリアンタワー東急ホテルを展開する東急ホテルズ&リゾーツは、「地球にやさしいホテル」「まちにやさしいホテル」「ひとにやさしいホテル」という3つのサステナビリティを目標に掲げています。これに加えて、「脱炭素・循環型社会」「まちづくり」「安全・安心」「居心地」「ひとづくり」「企業統治・コンプライアンス」の6つを、サステナブル重要テーマとして据えて、ホテル経営を行っています。(参照:2023年8月3日号 ザ・キャピトルホテル 東急の取り組み )
セルリアンタワー東急ホテルでは、こうした取り組みの一環として、これまでプラスチック製ストローの削減や、食材の廃棄部分を使ったフレーバーソルトの販売などを行ってきました。ここに今回新たに加わったのが、紙パックのナチュラルウォーター「Havary’s(ハバリーズ)」。
紙パックのナチュラルウォーター Havary’s(ハバリーズ)
ハバリーズは、「1本の水から世界が変わる」をコンセプトに、リサイクル可能な紙パックのミネラルウォーターを販売するブランド。その最大の特徴が、「紙から紙への再生」です。
客室や、エグゼクティブラウンジ、フィットネスクラブで使用されたハバリーズは、その後ハバリーズ社によって回収され、独自のリサイクルエコシステムへ。アルミフィルム部分は、燃料に再資源化され、紙部分はトイレットペーパーに生まれ変わります。トイレットペーパーは、セルリアンタワー東急ホテルの客室で実際に使用されているそうですよ!
もちろん、パッケージ本体にはFSC認証(※)がついています。さらに、プラスチックのキャップ部分は、サトウキビ由来。持続可能なサトウキビ資産を支援するBonsucro認証を取得しています。こうすることで、CO2排出量は、ペットボトル比較で40%減、アルミ缶比較で56%減になるそう。
※環境に配慮されて生産された木材加工製品に与えられる認証。
また、これに併せて、客室備品のプラスチック製ランドリーバッグを廃止したほか、バスアメニティの使い捨てプラスチック製ボトルも廃止。ランドリーバッグには繰り返し使える布製のものを採用し、アメニティは再生プラスチックを100%使用したポンプ式ボトルに切り替えました。
その他にも、段ボールや牛乳パックのリサイクル、廃棄食材を利用した、菓子の製造・販売、ランドリーサービスでのプラスチック製品の廃止など、サステナブルな取り組みをますます加速させるセルリアンタワー東急ホテル。
サステナブルな宿泊業界をリードする取り組みに、これからも目が離せません!
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp