(第27話)『オカネイラズ』で豊かに生きる―【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」
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(第27話)『オカネイラズ』で豊かに生きる―【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

お金を介さず、モノやアイデアを地域内でシェアし合う『オカネイラズ八ヶ岳南麓』(facebook)を主催する小林ゆりさん。“No money involved”(一切お金は介在しない)をキーワードに、900人近いメンバーたちがモノを譲ったり受け取ったり、情報交換などを行なっています。今回は、八ヶ岳南麓でお金要らずのローカル・コミュニティを立ち上げた理由や活動内容を、小林さんに伺いました。

八ヶ岳で、ほぼ自給自足の生活を実現

東京で看護師・アロマセラピストとして働いていた小林さんが八ヶ岳に暮らし始めたのは3年前。

「もともと祖父母が長野県に別荘を持っていて、幼少期からよく遊びに来ていました。その頃から、自然豊かな八ヶ岳には憧れを抱いていました」

小林さんのご主人はカタルーニャ出身で、やはり田舎暮らしに魅力を感じていたのだとか。いずれは二人でこの地に移住したいと考え、八ヶ岳南麓に土地を購入。

カタルーニャ人のご主人と愛猫ジジと共に、八ヶ岳南麓の古民家を仮の住まいとし、この地で暮らし始めて4年目の小林さん。昨年夏はジジを連れて3ヶ月間、カタルーニャに滞在

夏は八ヶ岳、冬は気候温暖な地中海沿岸での生活を思い描き、昨年は3ヶ月間、カタルーニャに滞在したそうです。

「その後、コロナ禍で夫も在宅ワークが増えたため、思い切って東京から八ヶ岳に移住を決めました。家を建てるまでの間、たまたま見つけた古民家を仮の住まいとしながら、大家さんが所有する田んぼや畑を借りて、ほぼ自給自足の生活を楽しんでいます」と小林さん。

畑で収穫した採れたての玉ねぎを調理。毎年豊作で外で買ったことはないという

近くに畑があるなら、農作物を育てないなんてもったいない。時間と体力、挑戦する土地があるのだから!

オカネイラズ(お金要らず!?)

「新しい土地で生活が始まると、わからないことや必要になるモノ、逆に引っ越すことで不要になるモノも色々です。八ヶ岳南麓は、移住者の方が多く、使わなくなったモノや地元のお役立ち情報をご近所さん同士で気軽に交換し合えたら良いな、と思ったのです」

そこで2023年5月、facebook上に『オカネイラズ八ヶ岳南麓』を立ち上げました。地域限定コミュニティにも関わらず、すでに900人近いメンバーが登録しています。

2023年に立ち上げた地域限定コミュニティ『オカネイラズ八ヶ岳南麓』のトップ画像

「実は、オカネイラズという名のコミュニティは各地にあって、山梨や長野にも以前から複数存在していました。よくよく調べてみると、広島の尾道が発祥地だということがわかりました」

オカネイラズの元祖とされる『オカネイラズ尾道』は、

“使わない物は、使いたい人に。住んでいない家は、住みたい人に。生活を豊かにするアイデアは、みんなで”

“地域に眠っている資源や捨てられてしまうものが活用されるのはいいですね”(オカネイラズ尾道の紹介ページより)

がコンセプト。

『オカネイラズ八ヶ岳南麓』でもそのスタイルを継承しています。

誰かのためにできること「ギフトエコノミー」の実践を目指して

不要なものをあげたり、無料でもらったりする活動の根底には、「ギフトエコノミー」という考え方があると小林さんはいいます。

ギフトエコノミーとは、見返りを求めずに与え合うことを目的とする経済のことで、日本語では「贈与経済」と表現されることもあります。

自分に利益があるかないかにかかわらず、誰かの役に立つ行動を優先すること。見返りを求めない“ギブ&ギブ”が、ギフトエコノミーの基本的な考え方。

「お金は生きていく上で必要ですが、お金を介さない付き合いも大切なんじゃないかと私は思うのです。見返りを求めずに与えることで、受け取ったひとはあたたかい気持ちになります。そして、自分も誰かに何かをしてあげたいという思いが生まれたり、そこからひととひととの絆が育まれていったりします。

地域にこうした良いサイクルが循環すれば、結局それはまた自分に還ってくるのです」

『オカネイラズ八ヶ岳南麓』のコミュニティー内では、

「無農薬無肥料で手植え用に育てたコシヒカリの苗が余りました。欲しい方はいますか?」

「山椒の実、欲しい方はいますか?」

とか、

「整地用の農機具を探しています」

「栗の木を切りました。

丸太が欲しい方、いらっしゃいましたら差し上げます」

時には、「今、あのリゾートホテルでビオラのポットが無料でもらえますよ」といった地域情報などもシェアされています。

その他、家具や洋服、ハーブ、花、果実の苗、食器類のほか、ストーブ、こたつ、薪を差し上げますなど、寒冷地必需品の投稿も多く、あっという間にマッチング成立!利用者たちの満足度も高いようです。

東京で暮らしていた時からベランダ菜園やハーブを育てていた小林さん。人の背丈ほどもある宿根草のヘリオプシスとモナルダが庭に彩りを添える

買わなくても豊かな毎日「自然」にふれる癒しの家族時間

「自然のままの土壌と水だけで栽培する自然農法でお米を育て、今年で2年目になります。私自身、農業の知識があったわけはありませんが、オカネイラズでいただいたお米の苗を植えてみたら初年度から大成功しました。自分たちが食べるものを自分たちで作って収穫し、自然の恩恵を授かりながら生きていけるのは、とてもありがたいこと。日々感謝するばかりです」

あれから2年経ったこの夏も、いまだに2022年産のお米を食べ続けている。 そして今年は2年前のオカネイラズで育った種もみ(お米の種)から育苗し、またまたオカネイラズな田んぼ作りを楽しんでいる

畑では、四季折々家族二人では食べきれないくらいたくさんの野菜や果実などが実ります。

「これからの時期は、ほうれん草、小松菜、春菊、とうもろこし、じゃがいも、玉ねぎ、種から育てたトマトも収穫を迎えます。ここに暮らし始めてから、野菜やお米は買ったことがありません」

複数の方から6種類のお米の苗を譲っていただき、一反の田んぼに植えた結果、600kgものお米が収穫できた。大豊作だった2022年夏

自然の恵みに感謝!自給自足の生活に心も体も癒されるそう

「リアルな交流」で地域のつながりを深める

料理好きの小林さん。収穫した野菜やハーブ、果実などを活用し、タルト、ジャム、ピール、梅干しなど、さまざまなものを手づくりしています。そのレシピをメンバーたちとも共有したいと考えました。

『オカネイラズ八ヶ岳南麓』から、新たに『季節のてしごと八ヶ岳』が生まれ、小林さんを中心にイベントが不定期開催されています

「去年の8月よりスタートしました。料理が好きな仲間たちが集まり、八ヶ岳の旬の素材を使ったお菓子や惣菜などを作ります。季節の草花を使ってハーブの蒸留水を作るワークショップも開催しました。オカネイラズ同様、講習費や講師料などは発生しません」

『オカネイラズ八ヶ岳南麓』から生まれた『季節のてしごと八ヶ岳』でメンバーたちと共にスコーンを作って試食

地元で採れた栗を使ったモンブラン。ひとりでは難易度の高いお菓子も、仲間といっしょにおしゃべりしながらあっという間に完成!

イギリスに2年間留学し、自然療法の勉強をした小林さん。アロマオイルの製法、アロママッサージやリフレクソロジーなど、理論からテクニックまでを身につけました。

本場で学んだその知識をメンバーたちにも無償でシェアしているのです。

「東京では有料でアロマセラピーの講座やワークショップを行ったこともありましたが、仕事となると妥協ができない完璧主義。お金をいただかない方が、私自身も皆さんといっしょに楽しむことができるんですよ」と笑う。

キッチン付きの地域交流センターを時間借りし、材料費などを全員で負担。かかる費用は一回数百円程度。

何もかもがオンラインで済んでしまう時代の中で、あえて対面のリアルな交流を大事にしたいと考えています。

「何気ないおしゃべりから気づきやひらめきが生まれたり、ひとづてに新たな情報を得ることができたり。実際に出会うことで、人間関係が潤う気がします」(小林さん)

イギリス式アフタヌーンティ・スタイルで優雅なひとときを共有する

生活を見直し、本当に必要な「モノ」と暮らす

なるべく「買わない暮らし」を心がけている小林さん。

今、持っているモノや手元にあるモノで工夫をすればなんとでもなるといいます。

「捨てられないモノ、いつか使うかもしれないと思って取っておいてしまうモノは誰にでもあるかもしれません。そして、モノをもてばもつほど人は失うことが怖くなるのです。でも、モノは使ってこそ意味があり、使わなければゴミと同じ。時には思い切って断捨離することも必要です」

『オカネイラズ八ヶ岳南麓』に投稿することが、モノを手放す良い練習になるそうです。

「生活を見直す中で、淘汰されて手元に残ったモノが今の自分にとって本当に必要なモノ。そして何より、不要になったモノや余ったモノを誰かが大切に使ってくれたら、みんなが幸せになる。生活の鮮度を保つコツでもありますね」

小林ゆりさんにとって「私によくて、世界にイイ」こととは?

「八ヶ岳で野草の蒸留会を計画し、イギリスで習得したスキルをメンバーと共有できることがありがたい。与えることで、自分が失うものなど何もありません。きっといつかそれが、私にも世界にも良いことにつながっていくと思うのです」

ポルトガル製の伝統的銅製の蒸留器『アランビック』による「ドクダミの蒸留会。ギフトエコノミーの世界に目覚めてから、滅多に出番がないものも、家に飾っておくだけでなく『オカネイラズ』のワークショップなどで積極的に使っていこうと考えている

小林さんに、今後の活動について伺うと、

「作物に適した土、美味しい水と新鮮な空気・・・。八ヶ岳の環境はたくさんの可能性を秘めています。自然の恵みを活かしながら、同じ志をもつ方々とコミュニティを続けていけたら嬉しいですね。

継続を目指す上では、無理をし過ぎないことがとても大切だと思っています。自分の心に余裕があって、気持ちがキラキラ輝いている時に行動してこそ、ひとは周りの誰かにも優しさを届けられるのだと思います。

奪い合えば足りなくなるものも、与え合えば余るとよく言われますが、ギフトエコノミーの精神がここ八ヶ岳に静かに広がってくれたら良いなと願っています」

詳細情報:『オカネイラズ八ヶ岳南麓』

https://www.facebook.com/groups/771820697789619/

『季節のてしごと八ヶ岳』

https://www.facebook.com/groups/1033526318015354/

小林ゆりInstagram

https://www.instagram.com/aromaticherbs/

※本記事に掲載されているお写真の一部はSNSが出典元となります。

小林ゆりさんのプロフィール

東京都出身。正看護師、アロマセラピスト。2005年イギリスの自然療法専門学校に留学。アロマセラピーを始めとした各種代替療法の資格を取得後、東京都内自宅の一室にてアロマサロン開業。イギリスでの留学生活をきっかけに古き良きものを愛し大切にすること、新しいものより歴史を感じる中古品に価値を見出すようになる。2021年幼少期より第二の故郷として親しんでいた八ヶ岳での生活に憧れ、カタルーニャ人の夫とともに八ヶ岳南麓へ移住。畑や田んぼ、森に囲まれた小淵沢里山エリアにある古民家で借り暮らしをしながら、田舎暮らしを満喫中。2023年5月、お礼やお金を一切求めないことをルールとした『オカネイラズ八ヶ岳南麓』をSNS上に開設。同年8月より講師料や参加費等が一切かからない料理教室『季節のてしごと八ヶ岳』、無料のお菓子教室『八ヶ岳家庭菓子研究会』を開設。お金を極力使わず、買わない生活、与え合うことに喜びを見出すギフトエコノミー普及活動をしている。

記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

ーーBackstage from “ethica”ーー

お金を払えば好きなものが手に入る恵まれた時代に生まれた世代は、衣食住に不自由を感じたことがないというひとが多いのではないでしょうか。でも、だからといって誰もが豊かで幸福かというと、そうでもありません。

心の豊かさを求め、買わなくても生きていけるライフスタイルを提案・実践を目指す小林さん。

オカネイラズのコミュニティの輪が各地に広がれば、ひとにも社会にも環境にも優しい、思いやりに溢れたエシカルな社会の実現も夢ではないと思いました。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

山田ふみ

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