「ザ・キタノホテル東京」×「ラ・ピラミッド」 未来につながるフランス料理を披露
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「ザ・キタノホテル東京」×「ラ・ピラミッド」 未来につながるフランス料理を披露

フランスの名店「ラ・ピラミッド」パトリック・アンリルー シェフが特別メニューを提供「マッシュルームのパンナコッタ」

世界各地にある580軒のホテルやレストランが加盟する「ルレ・エ・シャトー」が「スローフード」と共に取り組んできた「#Food for Change」が、今年で6年目を迎えます。この取り組みの一環として、2024年10月27日~29日の3日間、ルレ・エ・シャトーに加盟する「ザ・キタノホテル東京」にて、「ラ・ピラミッド×キタノの饗宴 『未来をつくる一皿』」が開催されます。(記事:エシカちゃん)

ザ・キタノホテル東京の歴史とモットー「For Comfort 快適さを求めて」

ルレ・エ・シャトーへ加盟する為には、厳格な審査をクリアしなくてはいけません。(東京でルレ・エ・シャトーに加盟しているのはザ・キタノホテル東京だけです)

そんな厳しい審査をクリアしたザ・キタノホテル東京について、少し、ご紹介したいと思います。

ザ・キタノホテル東京は、東京オリンピックを間近に控えた1964年、ホテルの前身である「北野アームス」として、千代田区平川町に誕生しました。時を経て2019年、ラグジュアリーブティックホテルへとスタイルを変え、ザ・キタノホテル東京との新たな名を持って、現在へと至ります。

多様なニーズを汲み取りながら日本の伝統を重んじるザ・キタノホテル東京のその姿が、ルレ・エ・シャトーが掲げる「世界中の食文化やおもてなしの伝統が誇る、豊かさと多様性を守り、推進したい」との想いに重ります。

「For Comfort 快適さを求めて」をモットーに掲げるザ・キタノホテル東京。

「ラ・ピラミッド×キタノの饗宴 『未来をつくる一皿』」の開催は、その快適さへの追求が、「地球」そして「食」へも向けられていることを物語っているようです。

Food for Change の今年のテーマは「Plant The Future(未来を植えよう)」

「ルレ・エ・シャトー」は、2016年より、地域の生物多様性を保護しながら持続可能な食品消費を促進することを目的した「Food for Change」というキャンペーンを、「スローフード」と共に実施してきました。

6年目となる今年は「Plant The Future」、すなわち「未来を植えよう」をテーマに、野菜豊かな生活を目指した、様々な取り組みが展開されます。

工場式畜産や海産物の乱獲による環境負荷の実情を伝え、環境に優しい野菜中心の食の認知と、より野菜豊かな生活を広げていくこと。具体的には、野菜、マメ科/豆類、全粒穀類、穀草類、藻類、種実類、キノコ類、海藻、発酵等の食品にスポットを当て、新たな料理の可能性を探っていきます。

肉や魚に偏りがちであった食への眼差しを野菜へと向けてみると、人間の健康や、生物・環境を尊重した、「未来の食」が見えてきます。

日本での取り組み

総料理長・加茂健とコラボレーションした特別メニュー「能登 高農園 有機野菜のプレッセ」

ルレ・エ・シャトーに加盟する「ザ・キタノホテル東京」は、「#Food for Change 2024」に呼応して、ザ・キタノホテル東京のメインダイニング「光庵」の人材育成アドバイザーであるパトリック・アンリルーさんと、ザ・キタノホテル東京の総料理長・加茂健さんとがコラボレーションをした特別メニューを、期間限定で提供します。

パトリック・アンリルーさんは、弱冠29歳にしてフランスの名店「ラ・ピラミッド」のシェフに抜擢され、当時、危機的状況であった名店を再建した実力者です。一方、加茂さんは、今年7月にオープンしたばかりの「光庵」で、身体にやさしいフランス料理を手掛けてきました。

そんな両氏が「Plant The Future」への共感を込めて開催される「ラ・ピラミッド×キタノの饗宴 『未来をつくる一皿』」では、環境破壊を招かない食材選び、調理方法に配慮した「未来につながるフランス料理」が披露される予定です。

プラントベースや野菜を主役に据え、動物性食材を一切使用しない、野菜ひとつひとつの味わいとその調和を際立たせた「能登 高農園 有機野菜のプレッセ」をはじめ、美しく、身体にやさしいサステナブルな美味が、饗宴の席を飾ります。

ラ・ピラミッド×キタノの饗宴 『未来をつくる一皿』

期間:2024年10月27日(日)~29日(火)  ※27 日(日)はディナーのみ

開催場所::ザ・キタノホテル東京 L’Orangerie 光庵 (東京都千代田区平河町 2-16-15 ザ・キタノホテル東京 2F)

ザ・キタノホテル東京

https://www.kitanohotel.co.jp/tokyo/

「地球と共にある食の形」を求めはじめた結果、本当の意味での美味しさに出会ったような気がします。言うに及ばず、私たちの食は、地球の恵によるものです。健やかな地球から育まれた食材は、力強い滋味を備えます。地球を尊重した生産の形を目指せば目指す程、食の世界は、豊かで美味くなるのではないでしょうか?

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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